虫歯になると、黄色くなったり、時には黒くなったりして、私たちの歯に色々な変化をもたらしますよね。「どうして歯が黒くなるの?」と不思議に思ったことはありませんか? 実は、これらの変化には、ぞれぞれきちんとした理由があるのです。 ですから、虫歯によって生じる変化について、少し詳しく説明したいと思います。

1.虫歯とは

虫歯とは、口腔内の細菌が糖質から作った酸によって、歯質が脱灰されて起こる、歯の実質欠損のことです。歯周病と並び、歯科の二大疾患の一つです。歯では、重要の部分がエナメル質です。エナメル質がなめらかでつるつるしていて、タイルのようで歯を守っています。普通、エナメル質を傷つけると、壊しのスピードが速くなります。

2.虫歯の色変化

歯のエナメル質は、リンやカルシウムといった物質で構成されています。虫歯になると、これらの物質が溶け出し、歯の表面に穴が開いてしまいます。これを脱灰と言います。

まず、歯質の不透明感や白斑、色素沈着という現象があります。それで、エナメル質に進行し象牙質に達します。つまり、虫歯によって歯が黒ずんでしまうのは、再石灰化の過程で、リンやカルシウムとともに、黒い異物が混入してしまった結果なのです。